更新:2024年08月20日

【明治記念館】"国内外から賓客をお迎えする当館が、より上質感を身に纏った姿に生まれ変わりました" 令和6年8月20日(火)グランドリニューアルオープン!

当館では、コンセプトストーリーを「BRAND NEW STORY」と銘打ち、エントランスやパブリックスペース、またバンケット「孔雀」や各種レストランの設えを一新して新たな物語を紡ぎ出します

 明治記念館(東京都港区元⾚坂2-2-23)は、令和6年8月20日(火)にリニューアルしてグランドオープンいたしました。当館は、日本初の迎賓館として竣工された本館の「旧⾚坂仮皇居御会⾷所(天皇のダイニングホール)」を有し、国内外から多くの賓客を迎え入れてきました。
 今回、そんな迎賓施設の玄関口ともいえるエントランスやパブリックスペースを一新するほか、バンケット「孔雀」、ダイニング「kinkei」、懐石料亭「花がすみ」、鮨・天麩羅・鉄板焼「羽衣」など、館内施設の一部を一新いたします。当館の基本コンセプトである「和モダン」を引き継ぎつつ、より一層のエレガントさとクラス感を纏った美しい設えに生まれ変わりました。

  • 【EPISODE.1】 エントランスリニューアル

そこに一歩足を踏み入れた瞬間、

非日常へと誘うエントランスホール。

誰もが目にする場所だからこそ、

こだわり抜いた。

一切の妥協を捨てて、

息を呑むような空間に仕立て上げたい。

それが私たちの想い。

  • 【EPISODE.2】 ホワイエ

エントランスを進めば、

左手には見渡す限りの庭園が広がるホワイエ。

光源を表面に見せないグレアレスライトで、

自由な調光を可能にし、

時間帯によって異なる趣を見せる

  • 【EPISODE.3】 クラフトマンシップ

デザインのテーマは「エレガンス」と「クラス感」。

当館が大切にする職人の手仕事を細部に宿らせるデザインをところどころに採用。

エントランスは和紙の壁紙を基調に、

一枚一枚丁寧に作り込んだエッチングミラーや、

ランダムな縦格子でクラフトマンシップを演出。

※壁面デザイン

 エッチングミラーのデザインは、アーキテクチュア・グラスアーティストの野口真里氏が担当。これまで、横浜駅や名古屋駅など国内主要駅のほか、世界各地の商業施設などにグラスアートを納めている。

  • 【EPISODE.4】 イノベーション

庭園に面した2Fの会場「孔雀」。

当館のDNAであるコンセプト「和モダン」を生かしつつ、

専任の庭師が毎日手を加える壮観な庭園と「孔雀」の上質感を高次元で調和。

水のせせらぎが聴こえてくるような水面の波紋をモチーフとした絨毯に、

木のぬくもりや石の重厚さを感じさせる意匠を随所に配して、

開放感ある落ち着いた空間を表現。

※「孔雀」内装

※「孔雀」ホワイエ

  • 【EPISODE.5】 ダイニング

1Fロビーラウンジは、ダイニング「kinkei」としてリニューアルし、

一層の上質感を纏ってファーストインプレッションから目を引く存在に。

組木や寄木といった日本の伝統美を生かしつつ、

ゴールドやマーブルで国際色豊かな交流の場を拡げるイメージに一新。

新たにバーカウンターを設けることで、

よりおとならしい高級感とドレッシーさを強調。

お食事は伝統的な洋食を基調としながらも、

ダイニングスペースとバーカウンターを備えたスマートな「場」を提供。

※ダイニング「kinkei」

※ダイニング「kinkei」バーカウンター

 お食事は洋食を中心にアラカルトからディナーコースまで豊富にご用意。数々のコンテストで賞を受賞した和・洋の料理長が選りすぐりの逸品をご提供します。

 新たに設えられるバーカウンターでは、オリジナルカクテルやおつまみをご用意。夜のダイニング「kinkei」の一角が、ちょっとした大人の空間に。                      

  • 【EPISODE.6】 フィロソフィー

当館地下1階の懐石料亭「花がすみ」は、

個室「あんず」と「花梨」が美しくリニューアル。

大人の隠れ家を彷彿とさせるライトアップの数々が、

シンプルでありながらもスタイリッシュな空間を演出。

日本の文化を継承しながらも、

国内外の賓客を迎え入れるだけのフィロソフィーが根底にある。

※写真は花がすみ「あんずの間」

※写真は花がすみ「花梨の間」

 懐石料亭「花がすみ」の「あんずの間」や「花梨の間」以外にも、鮨・天麩羅・鉄板焼「羽衣」が装いも新たにしてリニューアルオープンします。リニューアルを記念して特別メニューもご用意いたします。

※1.「羽衣(イメージ写真)」

※2.鮨・天麩羅・鉄板焼「羽衣」のオープンは令和6年8月28日(水)となります。

  • 【明治記念館について】

 明治記念館本館は、明治14(1881)年に「⾚坂仮皇居の御会⾷所(明治天皇のダイニングホール)」として、現在の迎賓館のある場所に竣工されました。明治21(1888)年には『⼤⽇本帝国憲法』草案審議の御前会議の場となり、明治天皇は欠かすことなくお出ましになられました。そのような由緒から、本館の会場『金鶏(kinkei)』は、「憲法記念館」とも呼ばれています。

 昭和22(1947)年に『明治記念館』の名称で総合結婚式場として開館式が挙行され、以来21万組を超えるご夫婦の新しい門出をお祝いしてきました。現在は結婚式にとどまらず、パーティ・会議などのMICE利用、祝賀会や人生儀礼などの記念日利用、レストランや懐石料亭でのお食事会など、多くの会場をさまざまな用途でご利用いただいています。

 令和2年(2020)には、本館の歴史的・建築的価値が認められ、東京都指定有形⽂化財(建造物)に指定されました。現在は、平日は主にラウンジ『kinkei』としてご利用いただけます。庭園に面した開放的な「空間」と、明治時代の面影を残す格天井など歴史あるインテリアが、和魂洋才の上質な「時間」を提供します。また、明治記念館オリジナルのケーキや和洋菓子、サイフォン式で抽出するコーヒーもお愉しみいただけるなど、都会の喧騒を離れ、落ち着いた空間・時間を提供しています。

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